海の向こう側 ~ヨーロッパ編~

こんにちは、タケです。
つい先日のリーダーの記事を見て面白そうだなと思い、
今日はクラクラにはほとんど関係ありませんがフランスに5年半住んでいる経験から日本との違いにフォーカスして記事を書いてみたいと思います。
※何回か日本に帰っていますが、今は変わっている事もあるかもしれません。

というのは、
Usual things in Japan may not be usual in France.
日本の通常は時にフランスの通常ではないからです。
当たり前過ぎて疑問にも思っていない日本の通常がフランスでは違う!?と気づいたことをメインに上げていきたいと思います。
書きたいことは山程あるのですが、今の日本の現状に疑問を呈したいことや単に違うことが面白いねって視点で書きます。

※あくまで私一個人の経験なので、フランスどこでもそうだということではありませんのでご注意を。公立・私立でも違いますし、パリと地方でも違います。また私は静岡県民ですので、日本の地域によっても普通は違うと思うので国内での違いに気がつくのも面白いですね!

①幼稚園編(日本で言う保育園含む)
・幼稚園は誰でも入れる
母親が働いているとか働いていないとか関係ありません。
申し込めば入れます。勿論定員はあるのだけど期限内に申し込めばほぼ大丈夫。
年によって年少・年中のクラス数も変わって申込みに合わせて幼稚園側が対応しているようです。

・おむつを持って行く必要がない
日本はおむつを持参して、しかも使用済みの物を持ち帰る必要があると聞いてびっくりしました。
こちらは持っていく必要もないし、持ち帰る必要もなし。おむつは選べないけど。この件は以前日本でニュースになっていたけど、持って帰るべきって世論があって驚いた。

・みんな同じではない
色鉛筆とか幼稚園で使う文具は個人で好きなものを買って持っていきます。
何を持ってくるというリストはありますが、何色とか太さとかの指定はなし。
みんな同じものを使っている日本人、みんな違うものを使っているフランス人。
みんなと同じであるべきって風潮は必要なのかな。平等と個性は別に考えたい。

②小学校編
・水曜日が休み
土日休みは同じですが、なんと水曜日も休みなんです。(今後変わる可能性あり)
が、娘にとってはこれが実はプラスで、フランス語で疲れた頭を休ませつつ日本の勉強に時間を当てるのに
水曜日はちょうどよい小休止になりました。
その代り終了時間は16時までなのでちょっと長いかな?
フランスの勉強時間が足りないのか、日本の勉強時間が長すぎるのか分からなくなりました。
でもやっぱり休み過ぎだと思うけど。親も大変だし。

・ランドセルがない
日本の小学生と言えばランドセルですよね。
フランスでは自分の好きなカバンを買って持っていきます。大体3~6千円くらい?
通常2年毎に持ち物も変わってくるのでカバンも替えるそうです。
ランドセルを6年間使い続ける意味がちょっと分からなくなりました。
※都会や北海道は1年くらいしか使わないという情報もあってびっくり!

・携帯
通信が出来る携帯・スマホの類については、幼稚園・小学校への持ち込みは法律で禁止されているとのこと。
便利ですが、与えるのを早すぎるのも悪い側面ってありますよね。法律で規定しているとは。

③会社編
・残業
基本的に残業はありません。しません。それが普通。
仕方なく残業をすることがあっても、退社後12時間は出社できません。
他にも細かいルールが沢山法律で規定されており、会社は遵守する必要あり。
日本ってやっぱり働きすぎ?

・優先順位
日本:仕事があるから休めない
フランス:休むから仕事ができない
社会として個人の休みの方が優先されます。
この点はもう少し仕事を優先して欲しいところ。
担当者が休みなので対応できませんなんて日常茶飯事。誰か代わりを用意しておいてくれよ・・・

・男女
日本って事務職は女性、フォークリフトドライバーは男性、警官は男性みたいなのが実状だと思いますが、こちらは男女の差を感じることがあまりありません。もちろん力仕事は男性という適材適所はどちらの国でもありますが、
普通に女性警官もいますし、女性管理職も多い。(私の日本の会社が極端に女性管理職が少ない会社ってのはあるけど)
社内でも休憩や食事とか男性だけ、女性だけでグループを作ることも少なく常にMIXしている感じです。
日本は家事・育児の負担が女性に多くかかりがちですが、残業が基本ないことから夫婦でバランスよく分担しているように見え、
そういう背景があるからこそ仕事も平等に行えるのかなと思います。

・夏休み
夏休みが3週間~4週間がノーマル。(子供はほぼ2ヶ月休み)
フランスが長いのか日本が短いのか。世界的に見ればフランスが長いみたいだけど。
サービスエリアでたまたま会ったフランス人と世間話をしたときは日本はクレイジーだねって言われました。

④スーパー編
・日曜は休み
フランス・ドイツでは日曜日にレストランや旅行者向けのお店以外は基本閉まっています。
スーパーは平日午後8~9くらいで閉まります。
最初は不便だなと思っていましたが、慣れるとあんまり問題ないかなって思うようになりました。
やっぱり日曜はみんな休みの方がいいんじゃないか。

・税率
品目によって税率が違います。レシートを見ると税率毎に記載位置が変わって、
食品やお酒など物によって税率が違います。日本は検討中?

・不良品
牛乳が漏れてる、卵が割れてる、小麦粉が散乱してる、賞味期限切れ、なんて普通です。
自分で良いものを選んで買うべし。良く言えばクレームにならない寛容さ。
日本のスーパーの管理って素晴らしいですよね。

・店員
レジ打ちの方は椅子に座って仕事しています。工場でも必要がなければ生産ラインでも作業者は座っています。
常に立っている必要はないなって気づきました。
ちなみに日本のレジ打ちの方のスピードはフランスの2倍の速さ。

・挨拶
日本だと、いらっしゃいませこんにちはって言って、お客さんは無言ですよね。
こちらではスーパーでも洋服屋でもどこでも挨拶はお互いにするもの。
レストランで挨拶せずに着席したら相手にされません。(これ本当特にパリ)
日本のコンビニのレジでこんにちはって言われて私は自然にこんにちはって返すようになりました。
だって子供に説明つかないじゃん?

⑤車編
・制限速度
道路には実状にあった制限速度が設定されており、50キロのところを54キロでも速度違反で捕まります。
なので、基本みんな制限速度はプラス3キロを上限くらいに守っています。
日本ももう少し現実的なルールにしたいところ。

・車の排気量
ドイツの高速は基本速度無制限。(幅の狭い区間は120キロ)
3車線の追い越し車線とか200キロでも煽られるレベル。
こういう道路でベンツやアウディ、BMW等の大型の車がスピード出していると車の価値を感じますが、日本って1.5Lくらいあれば十分ですよね?道路と車のスペックが合ってないのは気のせいでしょうか。

・車検
こちらにも2年毎に車検あります。費用は7千円くらい。1時間もかからず終わる。重量税みたいな税金は特にないし、年次点検を毎年受けるくらい。
日本って維持費かかりすぎ。

⑥その他
・喫煙
フランスでは屋内は基本禁煙。ドイツやイギリスもそうかな。
レストランに行って服が臭くなることはありません。(屋外席は喫煙可)
吸っていると食事が不味くなるじゃんって知り合いは言っていました。
その他公共の建物でも屋内で吸えるところはありません。
その代り歩きタバコは多くてどこでも吸えるのは良くないかな。

・家電
ほとんどの家電がヨーロッパ中の言語の取説が同梱されています。
日本国内だけでしか売れない製品ではなくて、世界にそのまま売れる製品をもっと作るのはダメなのかな?100V仕様も世界では少数派なんですよね。
日本人が思っている程ヨーロッパでは日本家電売れてないです。
高機能な高い製品より、安くて壊れたら保証で直ぐに交換してくれるものの方が好まれます。
機能・使いやすさは圧倒的に日本製品が勝っているので、上手く価格とバランスを取って海外に出てくれると嬉しい。日本製品が出回っているとやっぱ嬉しいので。

私がトータルで思ったことは、日本人はもっと「Change」が必要なのではないかということ。
オバマ大統領が良く使われていた言葉でもあります。
生活環境は常に変わっていくので、昔良かったことが今良いとは限らない。
常に環境変化に合わせて変わっていきたいですよね。
ほぼ6年ぶりに日本に帰還するので、良い変化が起こっていると良いなと思っています。

ざっくりフランスの方が良さそう?的な視点で書きましたが、
日本の方が良いことも沢山ありますので、そこは勘違いされないようご理解ください。

最後にクラクラの話ですが、たまに携帯を横にしてクラクラしている外人見ます(笑)女性だったらそれをネタにして話しかけてみようかな・・・笑